さよならの朝に約束の花をかざろうを観た。
何年ぶりだろう。
2回目の視聴。
前回に観たのは、離婚前。
2019年か2020年か?
大晦日か元旦だかの夜中に、前の嫁さんと一緒に観た。
二人で号泣したのも、
いまとなっては良い思い出。
それを久しぶりに1人で観たわけだけど、
またしても号泣してしまった。
話の内容はぼんやり覚えていたから、
そこまで感動しないかと思ってたけど、
とんでもない。
やっぱり親子ものはヤバいな。
完全に親目線であっという間に涙腺崩壊する😭
出会いと別れ。
生と死。
近頃、歳のせいかそういった話題の物語が
すごく胸に刺さる気がする。
若い頃は他人事と思ってたんだけどね。
2度目の離婚をしてもうじき3年近く経過する。
40半ばでまた独身生活に逆戻りして。
周りからは気楽な独身貴族が羨ましいとか、
冗談めかして言われることも多い。
寂しさを紛らわすために、
あちこち飲みに行ったり、
1人旅したり、
女性とも気兼ねなく遊んだりなんかして。
でもな~、
やっぱり虚しいよ。
離婚して、子供と離れ離れというのはさ。
この作品の中で、
長老が「イオルフの外に出たら人を愛してはいけない」と説いたけど。
マキアは最後のシーンで「エリアルを愛してよかったと思ってます」と。
僕は2回も離婚してるから、
こんなこと言うと変かもしれない。
だけど、
僕も1回目の結婚も
2回目の結婚も後悔はしてなくて。
それぞれ愛して良かったと思ってます。
結果は望んだ通りにはならなかったけど。
別れるくらいなら最初から出会わなければ良かったなんて
1ミリも思わなかった訳じゃないけど。
それでも、喜びや幸せだった日々は確実にあったし、
作中の言葉を借りれば僕のヒビオルにそれはしっかりと残ってる。
もちろん、僕の至らなさのせいで
悲しく、つらい思いをさせてしまったことがたくさんある。
それは、もう消せない。
良い思い出も、そうでない思い出も全部しっかり残ってる。
相手にとっては、忘れたいことかもしれないし、
それは僕にとってはどうすることも出来ないけど。
それでも、僕がいま1人でなんとか生きていられるのは、
楽しかった思い出が心の拠り所になっているから。
この映画は、切ない別れの話でもあり、
無償の愛の話でもある。
絵柄から観る人を選びそうな印象を受けると思うけど、
まったくそんなことはない。
人生の出会いと別れという
共通するテーマの話だから、どんな人が観てもグッとくる
ものがあると思う。
本当によい作品だし、
これを観たあとは愛する人にすぐに会いたくなると思う。
そして、愛する人をもっともっと大事にしよう、
大事にしたい、
そう思わせてくれる作品でもある。
僕も1回目に観た時はそう感じたんだけど、
その後どこでつまずいてしまったのか・・・
本当に後悔ばかり。
もし、
相手とギクシャクしていたり、
喧嘩してたり、
ちょっと他の異性が気になってる、
そんなときにはぜひこの作品を観ることをオススメする。