バツ2の40代男性が1人でスオミの話をしようを観に映画館へ・・・
本日2024年9月18日、スオミの話をしようを鑑賞。
この映画は主人公スオミ(長澤まさみ)と、
現夫と離婚した元夫達のミステリーコメディ。
2度の離婚歴がある僕としては気になってしかたがない作品でした。
あと長澤まさみさんを筆頭に好きな俳優陣ばかり。
というわけで公開前からソワソワしつつ、
ようやく本日観ることができました😄
バツ2の僕が正直にレビューをします。
映画館に到着
水曜日なのでチケット代が安くなるサービスデー。
1300円は嬉しいですね!
迷ったけど、ドリンクとポップコーンSを単品で注文し900円。
Mサイズのポップコーンとドリンクのセットがたしか930円。
迷いつつも、1人なのでSサイズにしました。
ちょうどよかったです。
残すのもアレなので。
スオミの話をしようはつまらない?映画全体の感想
全体の感想としては、めちゃくちゃおすすめです。
かなり面白いですよ!
自信を持ってオススメできます。
ただ、年齢層は30歳以上かなと思います。
理由はやはり、離婚や結婚など男女間の問題を描いた作品だからです。
キラキラした恋愛の描写はほとんどなく、
(しいてあげれば長澤まさみと西島秀俊が初めて出会ってから付き合うまでのシーンくらいかな😅?)
結婚に関しても現実的な描写が多いです。
したがって、酸いも甘いも噛み分けられるような状態になってから観たほうが
作品の魅力を思う存分感じられるはず。
特に観てほしい人
離婚や失恋をした後で、少し気持ちは落ち着いたけど前の彼女や奥さんのことを
つい思い出しちゃう男性。
上記に当てはまる人は絶対に観ることをオススメします。
僕は離婚して2年半を過ぎましたが、前の妻のことは嫌いではありません。
かといって好きとか、やり直したいってことではないのですが。
それでも人間として好きですし、
綺麗でかわいいと今でも思います。
だから、幸せになってほしいんですよね。
やはり人生において愛し合い、一緒に暮らした仲なので、
離婚したから他人って感じにはなれないので。
このあたりは女性はさっぱりしてるので、
むしろ男性の方が引きずるのかもしれませんが。
スオミの話をしよう、でも元夫たちはどこか未練がましかったですからね笑
きっと、これが男女が逆の設定だっからストーリーとしては成立しないかもって感じです。
元妻が集まって、元夫を探すとか。
全然真剣になってくれなそうですからね😂
あとは、男性同士が1人の女性を中心に、
だんだん仲良くなるのも女性は共感しにくいかもです。
男性は結構そういうとこありますよね。
同じ女性を愛した者同士のなんというか結束とか仲間意識みたいな。
あれはなんなんでしょうね?
謎です笑
そういった意味では女性からの評価はあまり高くない作品かもしれませんね。
観に行く相手を選びそうな作品かなと思います。
ただ、失恋や離婚直後の男性でも注意点があります。
傷が癒えてない時はオススメしません。
たぶん、泣きますし、ヨリを戻したくなって苦しくなりそう・・・
長澤まさみの演技についての感想
コンフィデンスマンでも感じましたが、
表情も豊かで変幻自在。
演技力がハンパないです。
綺麗で美しく、そして可愛らしさや、作品中で魅せたツンデレさなど。
めまぐるしく変わるキャラ、表情、言葉遣い、言語など圧倒されるばかり。
長澤まさみファンとしては一瞬たりとも目を離したくないほど、
幸せな2時間になることでしょう😍
現夫と元夫達、誰に一番共感したか?
男性目線で言えば、だれに共感するか?
ってのも鑑賞ポイントです。
僕は元夫の刑事・草野役を西島秀俊に最も共感。
僕も前妻には、細かいことばかり言ってたなと反省。
そして、前妻も実は料理や家事があまり得意ではなく、
僕が得意げに【やってあげてる感】をだしてたなと。
これは当時は気がつけなかったけど、離婚後にすごく反省して後悔した部分でした。
さらに、離婚後の妻は料理もするようになり、
息子の話では掃除もしっかりやって家の中は綺麗に整理整頓されてる様子。
これも、スオミとリンクしてて・・・
草野さんの気持ちがめっちゃわかりました😂
全体的に、離婚を経験した男性の方が共感するポイントが多い作品って気がします。
スオミの話をしようは映画館で観る価値ある?
いまは映画もネトフリやアマプラで観れるタイミングが早いですからね。
本作品がそういったサービスで視聴可能になるのか不明ですが、
僕は映画館で観て良かったと思ってます。
もちろん、早く観たかったって理由もありますが、
本当の理由はそこじゃありません。
スオミの話をしようを映画館で観るべき理由
作品自体が上質な舞台演劇を観てるようだから。
これが理由です。
舞台演劇のような進行や最後のミュージカルシーンは、映画館だからこそ味わえる没入感があります。
決してゲラゲラと派手な笑いが起こる作品ではありませんが、
大人が思わずクスっとしまうようなユーモアが散りばめられています。
映画館全体から起こる、そういったクスっとした笑いの一体感なども、
映画館でこそ味わえるものだと感じました。
低評価レビューが多い理由は?
長澤まさみさんゴリ押しというレビューが多いでようです。
まあ、これは僕も否定しません。
でも、あくまでスオミが中心に回っていく物語です。
そのスオミ役の長澤まさみさんが中心なのは当たり前では?って感じです。
そして、脇を固める俳優陣の演技もみなさん光ってましたよ。
設定のリアリティさ、
犯人がすぐわかった、
などの批判的なコメントも多いようですが
あくまでミステリーコメディです。
そのあたりの期待値のミスマッチが、
低評価レビューがある原因かと思います。
肩ひじ張らずに、
長澤まさみさん演じるちょっと危なっかしくもほっておけない、
そんなスオミを男性みんなが心配する。
その面白おかしい様子や、長澤まさみさんの演技やビジュアルを
楽しむならこれは最高傑作だと思います。
以上、バツ2の僕が正直にレビューしてみました。
けっこう観る人を選ぶ作品って感じですね。
僕はまた観たいなーって思います😄
おわり